COW GUMMA

COW GUMMA (climb over wall ) 群馬県を中心に活動するロード&ヒルクライムチーム。 赤城・榛名・秋間エリアなど最高の練習環境で激アツ練を展開中。2016年度からは新規でJBCF登録。 。

cowgumma.document@gmail.com

COW群馬 JBCF宮田ヒルクライムE2優勝(星野)&乗鞍試走

JBCF宮田ヒルクライムE2優勝(星野)&乗鞍試走

 星野貴也です。今回①JBCF宮田ヒルクライム②乗鞍ヒルクライムのコース試走として長野方面に遠征してきました。

 

①JBCF宮田ヒルクライム

 宮田ヒルクライムは実業団レースで、E2カテゴリーに私。E3カテゴリーに会田選手と高橋良太選手が出場。

 前回の石川ロードではメカトラにより、入賞圏外となってしまったため、今回は3位以内に入賞し、E1カテゴリーに昇格することを目標としました。

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 ただ、先週の鳥海山ヒルクライムでは勝負所に入る前に力つきて脱落してしまい、成績が振るわなかったので、調子を取り戻せてるか心配。

 コースは全長10.7km、平均勾配8.6%となかなかの勾配でごまかしのきかないコース。逆にどこまでできるか試すには良い機会なので、楽しみにしていたレースです☆

~レース前~

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 土曜日の正午過ぎスタートのレースのため、当日移動してすぐレースというスケジュール。途中道を間違えたこともあり、会場の到着が予定よりだいぶ遅れる。受付時間にも遅れてしまい、スタッフに注意を受けました(*_*)

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【貴重な木陰を共有するE3群馬勢】

 レースの時には○○分から○○分までアップするとかある程度決めて行動するタイプなのですが、今日はこの時点で計画通りには行かなくなってしまったため、空いた時間で出来る限り乗っておきました。アップが不十分で焦るというよりは、なんとか出走できることにホッとしてました。

~レース~
 スタート前の位置取りに出遅れ、最後方付近からスタート。
 まずは先頭集団をとらえなければいけない。近くに竹芝サイクルレーシングの宿谷選手がいて自分と同じくなるべく早く先頭をとらえたいはずなので、一緒にあがっていく。
 スタートからゴールまで終始道幅が狭いが、先頭のペースがそんなに早くなかったこともあり、順調に選手をかわし合流。十分脚を休められるペースでした。一安心。
 40分かからず終わってしまうレースなので、集団で休んだ後は残り時間集中してひたすらペースを刻むだけ。

 後ろを確認するとウォークライドの今井選手(写真を何枚か買譲っていただきました!)、竹芝サイクルレーシングの岩倉選手の3人パックになっていました。
 今井選手はあきらかにきつそう。岩倉選手はまだ余裕があるように見えました。3人パックでほとんどの距離を消化。
 勾配がキツイこともあり、これといった展開はなく、しばらくして今井選手が脱落。岩倉選手とも距離があき、独走して優勝!することができました。

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 E3カテゴリーで出走した会田選手16位、高橋良太選手23位で無事完走。各々今持っている力は出し切った結果となりました(^^ゞ

(まず一桁順位に入れるように頑張ります!web)

 

 出力やタイムはそれほどでもありませんが、先週の鳥海山よりは確実に乗れている感覚があり、なにより優勝することができてモチベーションアップ!OKです。

 その後は翌日の乗鞍試走に向け、乗鞍高原の宿に移動し、賞品でもらったワインを嗜みつつ一泊。

②乗鞍ヒルクライム試走

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 日曜は今月末に控えているビッグヒルクライムイベント「全日本マウンテンサイクリングin乗鞍」に向けた試走会にお招きいただいたので、参加させていただきました。参加者は乗鞍ヒルクライムを何度も優勝している森本選手をはじめとした強豪ヒルクライマーの方々。

 そのため、試走といっても当然ペースは相当なもので、私は付いていけず早々にドロップ。前回大会は悪天候の影響で三本滝までしか走れておらずフルコース走るのは初めてだったので、
コースを頭に入れることを念頭に登りました。

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これ以上ない天候に恵まれ景色が素晴らしい!

 コースも中盤からは急勾配がではじめ、つづら折れもあったりと、とても難易度の高いコース。流石に最大のヒルクライムイベントと呼ばれるだけのコースだと感じました。

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 格上のヒルクライマーとの力量差を再確認できたことや、昨年体験できなかった乗鞍の大自然を堪能でき、良い一日になりました。ありがとうございました。

大会まで残り僅かとなりましたが、できる準備は行って望みたいと思います。

今年はフルコース走れますように。

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COW群馬 フラワーパーク周回04

こんにちは!サドルの上のソクラテスこと鬼形です!

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24日日曜日にフラワーパーク周回練を行いました。

当日は県内のサイクルショップ2店舗で大きなイベントがあったため(↓いずれもキツそうなイベントでしたね)、

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裏番組要素が強かった今回の練習会。参加者がとっても少なくなるのでは…と心配していましたが

 

βエンドルフィン 1名

First Bicycle 1名

無所属の方 1名

COWGUMMA 9名

応援&撮影&計測 3名

総勢15名の方に参加していただきました。ありとうございます!

 

①メニューを簡単に

今回の練習内容はCOWGUMMA練初めてのタイムトライアルを実施しました。フラワーパーク周回を2周約7kmのTTです。その後、2グループに分かれ1時間の実践走行です。30分は集団で走り、後半30分はフリー走行としました。

②Sôkratês

 さて、私事ではありますが最近もソクラテス振りを発揮して、クランク長を変えたり、ペダリングの仕方をあーだこーだして迷っているなか、先週JCRCのCクラスで走ってきました。結果、昇級とはいきませんでしたが走った感覚は悪くなく少しだけ自信がついたレースとなりました。

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 しかし、今日の練習の前日に重田自転車店の朝練にお邪魔させていただいた所、ボコボコに叩きのめされ全く歯が立ちませんでした。

 そんな感じで自分の調子は良いのか…悪いのか…わからない中迎えた練習でした。

                                                              

③タイムトライアル

 自分の調子を判断するには絶好の機会です!ペース配分は考えずに突っ込んでいこうと思いスタートを待ちます。

  タイム計測はサポートの方にお願いしました。サポートの方がいなかったら実現しなかったこの企画、正確に計測してもらい本当にありがとうございました。

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 私は7番目スタートです。“見える人を追い越せ”精神で常に全力で行きます!最近はケイデンスを高めに意識して走っていましたが、距離も短いこともあり踏んでいこうと思いギアを出来るだけ重くして走りました。平均ケイデンスは70くらいでしょうか。

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 1周終了時点ですでにキツかったのですが1人抜かせました。2周目も変わらずトルク型で。途中でもう1人抜くことができ、最後はもがいて飛び込みます!

 さぁ結果発表です!まさかの3位でした!!調子は良い感じに来ていることを確認できました。1位はここでもほっしーです。

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 走り終わった後(個人的に)インタビューしたら、荒れた路面対策としてタイヤの空気圧を落として挑んだそうです。速く走るためにはそういう工夫も必要ですね!

 そしてもう1人、2人を抜いてゴールした人が…最近会うたびにエアロ化している邑中さんです。

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 もちろん足が太くなり速くなってるのもありますが、独走する時にはやはり機材も重要なのかも?と思いました。

  COW Jr.のつばさ君も1周TTを行い、良い記録を出しました!あと少しでave30Km/hだよ!がんばれー!!

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③集団練習(普通グループ)

 続いて実践走行です。普通グループと強者グループに分け、3分差で強者グループが後を追う形でスタートします。全力を出し切った後なのでみんな腰が重い(笑)

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 ですが、息を整え普通グループからスタート。最初の一定ペースはキャプテン、ティーチャー山田さん、私が中心となり周回を重ねます。

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 その後、前にいたつばさ君を抜かそうとした時に、つばさ君のお父さんである邑中さんが先頭に出てペースアップ。これで普通グループみんなのスイッチが入りました!

  全員でローテーションをして加速。更に登りでもペースを上げ、最初に回していた3人が生き残ります。そして、3人で1周こなし、もう一度登り区間に入ったときにやってきました!3分差をものともせず強者たちが!!!

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④集団練習(強者グループ合流)

 もちろんペースが上がり、必死に食らいついていきます。登りきった時なんとか集団につくことができました。

 登りでは辛いですが、平坦や下りなら集団効果もあって少し余裕が出来ました。このまま行っても登りで千切られるのは目に見えるので、(千切れた時の言いわけが欲しいのもありますが…)ペースが緩んだ時に先頭に出ていました。

 そんな事を2回くらいやっていたら周りの人からは心の中では笑われていたみたいです(^_^;)

  2周は粘りましたがほっしーが引くペースに予定通りついて行けず1人脱落。ですが、諦めず走ります。すると、登りで遅れた普通グループの2人とジョイン。その3人で最終周回へ。登り区間で私がアタックしますがまったく離れません。逆に登りきりで少し離されます。ですが、なんとか重いギアに入れて前を追い、追いついた勢いで先頭へ。そのまま最後はスプリント勝負!キャプテンが先着し、山田さん、私の順でした。

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 強者グループはCOWGUMMA2人とβエンドルフィン1名の勝負!管理人がスプリントを制しトップフィニッシュ!

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 落車からそれほど経ってないのにすごいっすね(もう元気ですよ!)。

 本日の練習はこれにて終了!分かってはいましたけどTTの後に実践練習するのはきつい(笑)ですが、実践練習の周回タイムはいつもより速かったみたいです!

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④お茶会

 最後の楽しみお茶会はほっしーのニセコクラシックからの北海道土産「ノースマン」とキャプテンの家で用意してくれた差し入れを美味しく頂きました。ありがとうございます!

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COW群馬 JBCF石川ロードE3&出稽古

 こんにちは。Web管理人の会田です。

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 福島県は石川町で開催されましたJBCF石川ロードレースに伴うプチ遠征をレポートします。本戦で実業団レースE3カテゴリは3戦目。

群馬10位、栂池14位、そして石川20位・・・・(´・ω・`)あちゃー。自分にはなにが足りないんだろう?

 

【土曜日_試走】

 チームでお世話になっているグランペールの恭平さんと、PHANTOM湘南の皆さんで2周回。

f:id:n101004:20160719202827p:plain  登りと下りしかないコースだということがわかりました。但し、登りの斜度が想定以上に緩く、細かい登り返しが多いため、厳しいインターヴァル合戦になりそう。交差点やT字路を用いた下り後の右折カーブだけはとにかく注意!

 監督会議を仲間にお任せして、自転車仲間が住む那須エリアへ戻り、イタリアンバルで美食を堪能。黒いお友達に見守られつつ、リラックスして一泊。

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【日曜日_準備】

 PとE1カテゴリのレースを見届けたのち、クリーンセンター周りの坂道でウォーミングアップ。最初の500mの登りで厳しい番手争いを想定していたため、入念に。

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 E3一組目の最終局面。集団でのスプリントで奮闘する良太くん。試走をご一緒したPHANTOM中村さんと争ってるぞ!

良太氏「とにかくキツいレースになりますよ。」ゴール後の選手に言われると、身が引き締まる。

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【日曜日_出走】

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 選手の整列、今回はリラックスムード。談笑する余裕もありました。

 じゅんくんがなにやら不思議なことをつぶやき、僕やパナマ村田くんに同意を求めてきます。

 村田氏「どうすればいいですか、会田さん。」スタート前の選手らのやりとりに今度は脱力。

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①1周目

 最初の登りに差し掛かると、牽制ムード。集団が横に広がったまま高速ダウンヒルに入りたくなかったので、抜け出してペースを上げて集団を伸ばす。登りきりで、ポジションを少し下げて10番手前後を維持。

 中盤の長いワイディングのダウンヒルでは2~3列で走行していたため、肩が触れ合うこと多数。インで袋小路になった選手がコースアウトして畑に一回転して突っ込んでいきました。

 ここである選手が「前に集中!!」と声を上げ、警戒していた右折ポイントは充分に減速して走行することができました。一周終わってみると、集団は30名ほど。

 LINK東北とWALKRIDEの選手が牽いてる時間が長い。こんな手強い選手がE3にいるのか・・・。

②2周目

 序盤の登り返しである選手が飛び出し、続いて登りきりの手前で村田くんが飛び出しました。この展開には乗っておかねば。村田くんの真後ろに付けて、下りきると同時に先頭交代。

 村田氏「いやー、こりゃダメっすねー!」

 振り返ると、20mも引き離せていない。僕の引きが弱すぎた。飛び出した選手を吸収するためのボランティア活動orz

 ここで脚を使っていたのか、最後の登りのペースアップで集団からこぼれてしまいました。多少ムリをしても、集団生存はできると思っていたのに・・・。一方で入賞したのは終始集団をけん引していた2選手。ヒルクライムでもロードレースでも、着をとる選手は勝つべくして勝っていますね。

 

 とはいえレースは展開を楽しみつつ完走できたので、宇都宮へ南下して餃子を堪能することに。恭平さんのご紹介により、明日はMIVROの皆さまとの練習会。バリエーション豊かな餃子食す、餃子インターヴァルで顔合わせ。

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【月曜日_出稽古】

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  MIVRO」ってやっぱり「壬生狼(新撰組の呼称)」のことでしたね。新撰組の幹部の生まれ故郷である「東京都日野市」を拠点とするチームで、だんだら羽織をイメージしたジャージがおしゃれ。良太くんが出走したE3一組目の展開を厳しいものにしたあおきさんが、アテンドしてくれました。

 レースでは己の実力不足を実感したため、空っぽになるまで追い込みたいと思っていたのですが、気持ち良ーく限界突破できました。走行したいろは坂のリーダーボードがこちら。KOMを獲得したMatsushimaさんをはじめ、多くのメンバーがここに名を連ねることに。たのんだぞ、ほっしー)

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そしていろは坂までのコースはこんな感じ。

①UCIレースの一つであるジャパンカップ周回コースを3周

②20kmの緩い登り高速ローテ

③3kmの登り×2

④10kmの3%登り(日光市街~いろは坂入口)

 これをすべて、集団が崩壊する程の高強度で消化したのち、いろは坂のKOMだったり3位を獲得できるタフさ。ここに分厚い壁を感じました。E3二組目の入賞者にも同じ強さが備わっているのでしょう。そんな彼らが、心拍の最高値を更新しながら本番に挑み、着を争っている。強くならねば。

 肝心の僕ですが、ライドのペースを乱さない程度に程よく足を引っ張りつつ(?)、ちゃんと完走しましたよ笑 また稽古をつけてください。格上のメンバーと、知らない道を走るのは新鮮で楽しかった!

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中禅寺湖にて(この後滝のような雨に打たれます。)

BOARDMAN NISEKO CLASSIC 140km 総合2位

BOARDMAN NISEKO CLASSIC 140km 総合2位

星野貴也です。

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 今回、単独ではありますが、ニセコクラシック140kmに参戦してきました。今大会からUCIグラン・フォンド・ワールドシリーズというホビーロードレースの国際大会の予選となっていて、上位25%以内に入るとオーストラリア・パースで開催される2016 UCIグラン・フォンド・ワールドチャンピオンシップの出場権が得られます。

 自分にとっては初のラインレースであり、ある程度長い距離のレースなので非常に楽しみ。自分がどの程度走れるわからないので、目標等は特に設定せず参加しました。


【準備】
 140kmのレースで競技時間は4時間くらい。消費カロリーは2000kcalくらいでしょうか。朝食で1000kcal少々摂るとして、1000kcal分を目安に補給食を準備。

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 スポーツようかん3個、ジェル3個。あとはCCDとクエン酸。前半はようかんとCCD。後半はジェルとクエン酸です。これらを30分に1個を目安に補給しました。
 補給については実戦では初で不安があったので、ロングの練習で色々なパターンを試したりして、確認しておきました。(全日本選手権では補給が必要になる前に足切りになってしまいました^_^;)

 

cowgumma.hatenablog.com

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 ちなみに機材はヒルクライムレースと同じです。



【レース】
天気は予報通りの雨。コースは大きく分けて6個の山岳が設定されています。山岳と言っても勾配は5%前後でゆるめ。ただ3つ目と4つ目の登りは距離があるので、ポイントになることは全選手が意識してたと思います。個人としてはとにかく前に残って最終局面に残れたらいいななんて考えていました。

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~序盤~
 1・2個目の山岳をこなすまではほとんど集団は大きいまま。
片側車線のみ規制で、道幅が広いわけではないため、
走行に非常に神経を使う。ずるずると位置を下げてしまい、
集団前方の状況はつかめず。有力な選手はこの時点でしっかりと前に位置どっていたので、この時点で決定的な動きがあったら対応できなかった。反省点です。

~中盤~
 3つ目の一番長い登りでは頂上にKOMが設定されていて、
数人が抜け出すのを確認。自分はと言うと集団の中ほどから後ろの方にいたので動けず。KOMは特に意識していませんでした。
この登りをこなしたあたりで、集団は40人ほどになり、ぐんと走りやすくなる。モトバイクが時間差を告げていることから、数名の逃げが形成されていることを理解しました。
 この辺で雨がひどくなる。土砂降りの一個上のレベルで体に当たる雨粒が痛い。霧もでてきて視界も悪いわ海沿いは風もあるわブレーキの制動力がガクンと落ちるわで、
超ベリーバッドなコンディション。
テクニルな下りはないがその分スピードが出る。
怖いぜ!怖いぜ!!

 絶叫ものの下りの後は、平坦区間があり、100kmをすぎから始まる4つ目の登り区間でレースが大きく動く。集団前方でペースアップがあったらしく、一気にペースが上がる。集団は一気に人数を減らして自分含めて6・7人?

~終盤~
 パックのまま5つ目の登りへ。スプリントには自信がないため、この登りで抜け出せたらなんて考えが浮かんでいました。
5つ目の登りは距離こそ長くないものの、勾配は6つの登りの中で一番あるためです。
 ただ、自分と同じように考える人がいたかはわかりませんが、
登りに入ると一段階ペースが上がりキツイ。抜け出しは即ムリと判断。この時点で逃げを吸収していてモトバイクから後続との差が知らされるが、追いつかれる可能性は低そう。

 勝負は自分がいる6人集団のスプリント勝負になるわけですが、
パックで走っている選手を見た感じ、自分が一番軽量級そうだったため、正直勝つのは難しいだろうなと思いました。

 ゴール前の坂は500m?くらいの登りのため、純粋にスプリントするよりは可能性があると思いロングスプリントにトライ。(結果的にはスプリントというよりペースアップにしかなっていなかったわけですが^_^;)ゴール前の最終コーナーを曲がる前に後続と10mくらい離れているのを確認し、あとは出し切るだけ。

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 ゴール前で刺されて2位!(コーナーを曲がった後しっかり、チェックされてたみたいです)

悔しい!


 負けてしまったが、とても楽しいレースでした。過酷な天候の中4時間走ったとは思えないくらいあっという間に感じられました。補給も上手く行ってエネルギー切れを感じることはなかった。練習で確認したことを実践で試して、物にできたことは大きな収穫です。

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やはりラインレースは楽しい!

 また出たいと思えるレースでした。ちなみにオーストラリア・パースで開催される2016 UCIグラン・フォンド・ワールドチャンピオンシップへの参加権を得たわけですが、どうするかはゆっくり考えます。

いくつかの写真をcyclist様よりお借りしました。

アジア初のUCI公認グランフォンド「ニセコクラシック」 140km総合は松田究が優勝 - cyclist

COW群馬 箕郷梅林周回練習02

こんにちは。高橋良太です。

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 10日日曜日に箕郷で周回練習を行いました。箕郷での周回練習は久しぶりで前回行ったのは1月と半年前です。

cowgumma.hatenablog.co                        中盤に登りがありクライマー向けなコースのため、自分とはとても相性の良いコースです。(だと思っています。)

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いつものゆったりペースで30分
 まずはウオーミングアップがてらコースを2周回行います。

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 コースプロフィールは1周6.5km。6~7分ほどの登りが途中にありほとんど平坦は無いコースです。先週は平坦の多いコースのためお喋りを交えつつこなしていたのですが、登り成分が多いためか今回は口数が少なく、レース前の様ないい感じの空気が漂います。(喋る余裕が無かっただけとも言います。)2周回終えたら組み分けをして、高強度ペースで再スタートです。


1周目 [11:10]
 今回も自分は最終組でスタート。メンバーはラヴニールあづみのからtossieさん、パナマから村田さん、青木さん、COWはじゅんくんと自分で5名です。

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 最初の登りでE1ライダーtossieさんがいきなり飛ばします。このペースだと1週目でちぎれること必至!前に出て蓋をしようにも速くて前に出れない状態です。しかしどうやらメカトラなのかペースダウンします。正直助かりました。

 登りきる直前で村田さんが後ろからまくるようにアタックをかけましたが誰も反応せず。村田さんも一人では厳しいと思ったのかすぐさま集団に戻ってきます。1周目は11分10秒でこの日最速ラップを叩き出します。ちなみに半年前の自分の最速ラップは12分9秒。約1分も縮まっています。


2周目 [11:11]
 1周目のハイペースで前の集団(今回は1分半差でのスタート)との差を一気に縮めたようで2周目の登り、真ん中辺りで既に前方に影が見えます。
前をサッサと吸収しようとここでも登りのペースが上がり登り区間最速ラップ、6分16秒[296W]で登りここでじゅんくんがちぎれてしまいます。

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 登りきりで集団が一度大きくなり一列棒状になりますがよくよく見ると、前3人が最後尾組、その後ろに吸収した2番手組が3人、最後に自分という位置取りで中切れが起きた時に対応出来ないと思い4番手にササッと入り込みます。ロードレースの経験はあまりありませんが、この対応はレースの局面において非常に重要な事だと思います。


3周目 [11:54]
 ここまでハイペースで進んできましたが、ようやく落ち着いてペースが緩みます。淡々とこなしているといつの間にか青木さんと2人だけに、そしてその青木さんも最後の登りで暑さにやられてしまったようでギブアップ!ここから独走状態になります。

4周目 [11:54]
 元々4周目で動こうと思っていたのですが思わぬ形で単独走に。しかしここで踏む足を緩めては練習になりません。いつも一人での練習では逃げを妄想しながら練習しているので遂に実戦的な逃げが行えます。

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 後ろを気にしつつ3周回目と同様のペースを貫こうとパワーメーターと睨めっこしつつ、下りでは下ハンを持ち頭を下げる。これ重要。偶然にも前周回と同じタイム、登りのタイムも1秒差という我ながら完璧なペーシングです。


5周目 [12:13]
 最終周回も単独走。後ろを頻繁に確認しますが、どうやら追走は無いようで勝ちを確信します。ここで気が緩んでしまったのかタイムもだいぶ緩んでいます。まあご愛嬌ということで。

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 5周回終えて約58分、NPは274WでTSS100.4、IFは1.02。パワーメーターをお持ちの方なら如何に高強度か分かるかと思います。COWではこのように誰でも限界まで追い込め、非常に気持ちよくなれます(笑)

ということで
 今回はE1、E2ライダーが居る中自分が勝ちました。やったぞー!
と思ったらtossieさんはCOW練前に唐松コース(12.6km,937m↑,平均斜度7%)を登っていたようです。参りました(^_^;)しかし来週の石川ロードに向けて良いイメージがつかめました。

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 練習後は応援、サポートで来て下さった奥様方から冷たいおしぼり、冷え冷えジュース、アイス、冷凍パイナップルなど至れり尽くせりなサポートでした!いつもいつもありがとうございます!今回はかなりの暑さでしたがこれからが夏本番。

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熱中症などに気をつけて更に自己を高められるように頑張りましょう。

COW群馬 フラワーパーク周回04

 はじめまして!いつもCOW練に参加させてもらってます、TRCパナマレッズの村田です。今回は私が担当させていただきます。

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【↑明らかに春仕様。みゆきマネがさくらんぼ補給のために実家に帰ってしまったので、写真は少な目。過去の写真も流用しつつお送りします。】

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①ゆったりペース30min

 7月のターゲットレースとしてJBCF石川サイクルロードもしくはJCRC群馬を見据えるメンバーが多い中、今回はCOW練ではおなじみのフラワーパーク周回練でした。1周3.5kmの周回ですが、クライマーの私がその登坂力を活かせる登りはなくとても苦手なコースレイアウトとなってます。

 最初の30分はおしゃべりしながらのゆったりペース。下りからの90度コーナーがあるので、ライン取りの確認をします。コーナーリングはいかに膨らまず、スピードを落とさずにいけるかが第一ですよね。バイクを傾けすぎると次のペダリングも出遅れて余計にチカラを使ってしまいます。頭では分かっているけど、うーん...なかなか上手くいかないなあ。練習あるのみですね。ここのコースは車の通りが少ないので、ストレスも少なく曲がれるのが嬉しいところ。

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 一緒におしゃべりしていたJUNクンは、負傷していたフレームが返ってきて嬉しそうな様子。4月の落車以降調子が上がらないようですが、機材に迷走せずまたキレキレのスプリントを見せて欲しいですね。

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②高強度60min_3グループ

 後半の1時間は強度を上げて実践的なペース。脚力順に3グループに分かれ、時間差をつけてスタートしました。速いグループが後ろから追いかけてくる形式です。私含む第2グループは4人だけだったので、消耗しない程度に回しながら2分前に出た第1グループを追いかけます。
 さすがに2分差はなかなか埋まらず何周かして前のグループがようやく見えてきたかなと思った矢先、1分差でスタートしてきた最終グループに追いつかれました(泣)。こっちは人数少なかったからな~と言い訳をしつつすかさずジョイン、そのまま第1グループもパスして、あとは高アベレージでの耐久走に。何故か調子が良かったので、前に出た時は上げ目に引いてみました。

 

③高強度60min_気づいたら3人だけ

 気づくと残っていたのが私とWeb管理人AI田さんと全日本選手権帰りの☆野さんの3人に。格上の2人とのパックになってしまったので、そこにいるだけでキツイのなんの。ツキイチで最後まで連れて行ってもらおうかとも一瞬考えましたが、それじゃあカッコ悪い(笑)。2人に挑戦するつもりで、ガンガン踏みました。
 下りもサガンポジションのエアロフォームで攻めたりしましたが...結果は自爆。

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【Web管理人、TDF第3ステージ鑑賞しながら編集中】

 周回を重ねるごとに消耗し、最後はゆるい上り区間で離されてしまいました。まだまだ実力が足りませんね。程なく2人は見えなくなり、一人旅に。後続と合流した時にはもう最後の周回でした。Y田さんが先行し、JUNクンやK1さんが続く流れでゴールスプリント。自分は踏み直せるチカラもなく、なんとなくゴール。先頭を行く2人の一騎打ちも☆野さんが獲り、その実力を見せつけてくれました。

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 次はここに残ってゴールできるようさらに練習しなくては...。上のレベルの人相手に自分のチカラを出し切れた良い練習となりました!

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 練習後は差し入れのモナカをいただきました。あんこがたっぷり詰まっていて、疲れたカラダには甘いモノが最高に効きますね。K1さんがヤオコーのYes!ブランドについて力説していたのが面白かったです(笑)。
暑い日が続きますが、レースも近いのでみんなして練習頑張りましょう!

2016年度全日本選手権ロードレース観戦記【本編】

2016年度全日本選手権ロードレース観戦記【本編】

2016年6月26日、東京都は伊豆大島で開催された全日本選手権に、COWGUMMAから星野貴也選手が出走しました!執筆は啓一リーダー!前編はこちら↓

cowgumma.hatenablog.com

 

④レーススタート
スタートの号砲がなり、勢いよくコースを走り出します。
一周目で先頭集団が通過しますが、

ピンクジャージが見えない!

ガガーン。

だいぶ遅れて通過。「最初の登りのスピードが速く着いていけなかった。焦ったまま海岸線を走っていたが、スピードがあがらなかった」とのこと。

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 2周目にタイムアウトで下ろされてしまいました!おつかれ!厳しい世界…本人も出しきれなかったようで珍しく悔しそう。

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 逆に新鮮。

 

⑤切り替えるCOW一行

ここからはサクッと切り替えて大島観光&レース観戦で存分に楽しむゼ!COWは切り替えが早いです!山田さんも自転車を持ってきてなかったので、レンタルのマウンテンバイクを借りてレースコースの歩道を走りながらレース観戦!

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海がキレイ!&気持ちいい~!

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レースはアンカーの選手がワンツーフィニッシュ。

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かっこよかったなー。やっぱり複数のチームメンバーで出たいものです(^^)

みんなで帰りに乗ったフェリーは観戦者も選手もごちゃ混ぜで、有名人スーパーカオス空間で大興奮。TTチャンピオンの西園選手、ロードチャンピオン初山選手、去年のTTチャンピオンの中村選手と握手したり写真とったり、すごい空間でした💦

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ものすごい濃密な時間を作ってくれた星野選手に感謝です!ありがとう!
群馬に23時無事到着!

ホッシーはサイコンをレース中落とし行方不明になったり、使わなかった大量の補給食を会場に置いてきたり、レース中履いてた靴下が両方とも左足用だったり踏んだりけったりな一日でしたとさ…

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