COW群馬 第6回榛名山ヒルクライム【webエキスパート19位】
こんばんは、榛名山ヒルクライム、そして赤城山ヒルクライムエントリー(重要)お疲れ様でした。Web管理人の会田です。☆野(優勝)あるいは良太(8位入賞)執筆じゃなくてすみません、COW執筆担当には近隣住民優遇枠というやつがあるんです。
それでは早速レースを振り返っちゃいましょう。
【2018ハルヒルはチーム総力戦!】
2018年のハルヒル、COWの星野貴也が優勝しましたが、その陰にはメンバーの献身的なアシストがありました(言ったもん勝ち)
星野優勝&コースレコード更新への寄与率を以下のグラフに示します。
https://twitter.com/ShinForests/status/997644434446602241
前日はTTの観戦に出かけました。ハルヒルゴールの天神峠を下ったあたりでほっしーの出走を眺めていました。
風を切り裂きながら!
ディスクホイールをゴウゴウとうならせながら!!
かっとんでいく様を見て、
『あぁ、明日は勝っちゃううんだろうな~』としみじみ思いました。
実際に凡な自身からすれば、伸び縮みする集団の中で初心者ゴールまでを13分ちょいで通過するというのは、インターバルがかかるのもあって例年以上にツラいものがありましたが・・・
前線にいたほっしー
『うーん、そんなにきつかったかな~?』
『なんかすみません・・・・』
②おにかた決死の早起きとスタート場所取り
本人以外の勝利への貢献度としては、これが一番デカい、チーム内でも異論なし!エキスパートカテゴリーはグロスタイム計測方式。計測開始地点を先頭のライダーが通過した瞬間から時計が動き出します。
去年、自身は近所に生活しているせいで油断して後方からのスタートとなってしまった。あとで振り返ると、どうも先頭ライダーがスタートラインを通過してから、自分が通過するまでに10秒以上経過していたらしい。エキスパートと言えど、脚力はバラバラ。スタート序盤で100名以上の中切れライダーを掻い潜りながら、前線へ上がる労力は小さくありません。
そして今年はよりによって星野が・・・。話したことがある人は知っていると思いますが、のほほんとしていてなかなかにマイペースな男です。今回も整列が半数以上済んだ段階で社長出勤、いくら星野でも多少は消耗するかもしれない・・・。だがしかし!先頭ポジションは我らがおにかたが出張ってキープ済みであった!!星野にキープした場所を譲ると後方へ消えて行った・・・。
www.jomo-news.co.jp 上毛新聞の写真にある通り、星野、良太、あいだが3人仲良くスタートを切れたのであった!でかしたぞ、鬼ちゃん!
③甲斐性良太のTTチャンプマークと前線リード
詳しくは車載付動画付ブログをどうぞ笑
pinkjerseyclimber.hatenablog.com
去年からエキスパートクラスでも着に絡むようになったCOW実質No.2のクライマー、良太。甲斐性もあって機転も利く男ですね。
土曜日の湖畔タイムトライアルで星野に7秒差を付けて優勝した岩島選手。星野が総合優勝するためには、ヒルクライムで7秒差以上を挽回しなければなりません。アシストとしての第一のミッションは岩島選手のマークと言えるでしょう。健脚揃いのエキスパートクラスの中で、良太がしっかりと前線のポジションをキープしているさまを見て、自分は関心しきりでした。こんな感じ↓
④線香花火あいだの自己満ブリッジ
例年にないハイペースで集団が進んでいきましたが、地元民としてコースを覚えているというのもあって、我慢のしどころ力の抜きどころは把握済み。無難に初心者ゴール後の樹林帯までをこなしました。
樹林帯を抜けると再び平坦が現れるのですが、やはり集団の伸び縮みの早さが去年とは違う・・・。平坦区間でもあまりポジションを下げないように気を付けます。ここを過ぎると斜度がキツくなっていよいよ自力が試される。
但しこの段階でのインターバル耐性は、前倒した(既に10回実施済み)唐松ハーフ練で実装済み(願望)。魚籠屋前まで食い下がることができました。
そして魚籠屋の後の斜度が緩む区間、ここでは必ず誰かが仕掛けてくると思っていました。唐松ハーフレコードホルダーのこうのすけ選手が前に出ると、大島選手がそれに追従。20m近く差が開いてしまいました。
ここで脳裏にある思いがよぎります。
『自己ベスト更新が第一ミッションだったけど、良太も前線で頑張ってる。それに年明けのブログでヒルクライムで組織戦っぽいことやりたいって書いたな…。』
もう一つは興味でした。最前線、エキスパート集団を分断できる強度とは如何ほどのものなのか?先行するライダーについていく形で大島選手の後ろに滑り込みました。
これは・・・ムリ!!と思った瞬間・・・。
『これはムリですねー』
とドロップするこうのすけ選手。
『うん、ムリだよねー。』
と返答。その後ろから、得意のサイレントアタック発動中の星野が登場。
『ありがとうございます^^』
なんとかブリッジの体をなしてたんだろうか汗
『ごめん!あとは頑張ってね!!』
ここからは精いっぱい、自己ベスト更新に尽力します。結果は19位, 39分20秒。自己ベスト大幅更新・・・。
しかし不思議なもので自身の前後にいる選手が例年とあまり変わらない!上位に立つためには、より一層の努力が求められる過酷な現実を目の当たりにしました。でもお互いに高め合える、この競技に携わる者としてとても幸せな環境に身を置いているとも言えますね!
また唐松ハーフ朝練を軸に精進して、先ほどエントリーした赤城HCでより前の景色が見えますように。
【最後に】
早朝整列前、寒かったので榛名体育館で待機していました。トイレに用足しに行くとき、サンダルに履き替えようと思ってドアまでシューズを脱いだら・・・!!
すごい!シューズのまま履けるスリッパ、こんなの見たことないです。大会前は試走者で生活幹線道路はあふれかえり、当日は封鎖。それでも地域の方々は精いっぱいもてなしてくれています。
特に返せることは何もないんですが、モノを受け取るとき、チップを返す時に『ありがとう』の一言と、無事故で帰る心掛けだけは忘れないようにしたいですね。ではまた来年!!