JCRCとCOW群馬
高橋啓一です☺今まで、COWGUMMAメンバーは群馬CSC(群馬サイクルスポーツセンター、みなかみ町)で頻繁に開催されるJCRCに個々で出場してきました。
今さらなのですが、今年はじめてチーム登録をしました。いい機会ですので、JCRCってなに!?って文章を個人目線で書きますねー☺
【1.JCRCってなに!? 】
JCRC(日本サイクルレーシングクラブ)は1980年から独立した組織として、関東圏内でレースを開催しています。 日本自転車競技連盟(JCF)や全日本実業団競技連盟(JBCF)とはまた違う組織で、最近では群馬CSC、日本CSC(静岡県) フレンドリーパーク下総(千葉県)、などで年間6戦~7戦開催されています。 長年運営されているので、受付、召集、先導、リザルト、表彰などの流れは本当にスムーズでストレスを感じたことはないですね。
【2.どんなレース!?】
一番の特徴は脚力別に細かくカテゴリー分けされて、レースができること!ヒルクライムレースではほとんどが年代別ですよね。20代、30代、40代…と。それがJCRCでは下からFクラス→E→D→C→B→SA(最上級)クラスとなっているのです!(50才以上と小学生は年代別あり。)初出場はXクラス(脚力認定級)に出場して、結果によってクラス分けされます。各クラスのレースは30人ほど。人数多ければ二つにグループ分けしてくれますので安心です。
各クラスで6位入賞して、自己申告すると組織側の判断で昇級し、次戦は一つ上のクラスで出場することになります。またシリーズ戦なので年間チャンピオンの表彰もあります。
【3.どのくらいのレベル?】
出場したことのない選手は気になるところだと思います。まずヒルクライムレースではなく登りあり・下りあり・コーナーありのロードレースですので、登坂力だけあってもいい順位でfinishできるとは限りません。しかし最低限の登坂力がないと登坂区間で集団から離れてしまい、ひとりぼっちになり1周目からレース終了。ということもよくあります(T-T)
これはマジで切ない!また最低限の集団走行技術、コーナリングテクニックがないと集団で走ってるだけで
「コエー!」
とドキドキし余分に体力を使ってしまい終盤の勝負所で負けてしまうこともあります。ではFクラスはどの位かというと登坂力では赤城ヒルクライム80分前後で走れ、平地では一人でave34~35km/hで10分は走れ、集団ではave40km/hで走れることができれば最後まで集団についていけます。注)これは完全に個人的な目安です!
また群馬CSCの話をすると勝負所は心臓破りの坂。1分30秒ほどの登坂ですので、ここは高強度に耐えられないと勝てません。
目安はパワーウェイトレシオ5.5~6倍1分30秒が欲しいところ。そこから下りに入るので、いったん足を休められます。つまりインターバル耐性も必要。 ちなみに自分は最初に出たXクラスでEクラス認定で、そこからコツコツ昇級し現在はSAクラスです。赤城ヒルクライムでは69分榛名ヒルクライムでは46分、平地ではave40km10分ほどです。スプリント力ありません。はっきりいってたいしたことありませんね💦
BクラスCクラスで自分より登坂力があって、スプリント力がある選手はわんさかいます。ではなぜ昇級できたのか?自分が得意なのは集団で休む時は休み、力を使うとこは使うこと。例えば下りコーナリングで集団から少し抜け出し立ち上がりの急加速をしなくて済むようにする。周りの選手よりも足を温存できます。
力を一定に出し続けるヒルクライムとは違います。序盤はいかに集団のなかで楽に走れるかを考え、勝負所の終盤で残った力を使いきるようなイメージ。ロードレースはヒルクライムレースと違うのは、仮に脚力が多少劣っていたとしても、展開によっては勝てる可能性があるところ!
【4.じゃあどうやって出場するの!?】
まず、JCRCのホームページをググってもらい、自分のSIDを取得して下さい。SIDはJCRC側が各選手のカテゴリーを管理するための個人IDのようなものです。
あとはJCRCページ内にあるレースカレンダーで出たい大会があれば要項を見て、エントリー期間内にエントリーすればOK!レース前にエントリー表とかも掲載されるのでライバルをチェック!することもできますよ。
と、こんな感じのJCRCなのですが、さきほど書いたように、ある程度練習を積んでから出場しないとせつない思いをするかもしれません。しっかり練習して出場しましょう!一人で走ってる方はまず複数人で走る練習をしておかないと、本番でかなりビビると思います!COWGUMMAの練習はアップダウンコースの周回コースで練習することが多いので、JCRCのレースを想定した練習がばっちりできます(^^)興味ある方はおこし下さい。
勝負が終盤までもつれ込んだ時、集団から逃げてる時、ラストスプリントの時のドキドキ感はクセになりますよ!