そして、レーススタートです。
【1.一巡目】
第1走は水落、会田、石川です!
第1集団で先頭を回しつつ周回を重ねていきます。いつも通りなら第1走は長く走るので交代する時にはだいたい1,2,3、位を独占しているのですが、今回1位は違うチームでした!しかも、すでに-1Lapされている…
その爆速ライダーの正体はなんとTTスペシャリスト2名擁するエキスパート集団でした。うん!それなら納得です!
第2走は高橋啓、五十嵐、邑中です!
経験上、第2走が一番キツく、さっきまで第1走がいた集団まで追いつかなくてはいけません。エアロ邑中さんもなかなかリズムが掴めず苦しかったようです。その努力の甲斐あって集団に追いつくことに成功!いいペースで回って行きます。
第3走は遠藤、中山、久野です!
平坦の朝練に参加している中山さん、久野さん。新潟で平坦を鍛えた遠藤さんのこの組は他のチームが上手く回ってくれなくても自分達でローテーションして周回していきます。強いです。
第4走は山田、鬼形、田中です!
私たちが走る頃には雨も止んできつつありました。この3人は去年も一緒に走っているので安心感があり、他のチームとも上手く回れたので去年よりいいタイムで走れました。
【2.二巡目三巡目】
ここから2回目の出走です。私の所属するBチームの会田君が2回目の出走を終えて帰ってくるとちょっといつもと違う顔。今日は調子が悪いらしく、ふくらはぎがつりやすいみたいです。すると、「ダメだったら最終走者頼むわ」と言われ一気に緊張。
まだわからないので私の出走ノルマだけは完走しようと思って切り替えます。(先も長いので写真でつないでください!←まかせろ)
出走を重ねるごとに足の状態が良くなっていく第2走!
アタックに反応して積極的にレースを進める第3走!
そして、私たち第4走はローテーション飛ばすことなく回っていきますが、私と田中さんは疲労の色が隠せず、山田さんに長い時間引いてもらうことが多くなっていきます。山田さん、助かりました。ありがとうございます!
こうして終盤を迎える頃には表彰台に向けてライバルチームが分かり出します。
同じ周回数なのはチームHとチームCです。
【3.休憩コーナー】
①みんな大好き2走のガラシ
②メンバーの台所を献身的にサポートするエース星野
③リーダーの顔までピンク色!暴力的な色彩を放つボード。
④Everything Is PRACTICE!!(とガラシのTシャツは申してお・・・)
【4.最終局面へ】
・・・はい!!そこから2チームを徹底マークしていきます。ゼッケンは何番でどこを走っているのか、ピットの交代数はいくつなのか。いろいろ計算していくとこの2チームに勝てれば、総合2位が取れる位置にいるようです。
そして、最終走者が走り出すと状況が明確になってきます。チームCは同じ集団にいます。しかし、ピット交代を1つ残しているのであとで1回はピットに入らなくてはなりません。そして、チームHは数秒前にいる集団の中にいます。
となるとやることは、
1、 チームCがピットに入った瞬間、ペースを上げて追いつかせないようにする。
2、 チームHがいる前の集団に追いつき、最終スプリントで勝つ!
この2つです。
私はといえば、最終走者は30分前になると交代出来なくなるので、それまでにもしかしたら会田君が戻ってくるかも知れないと思い気持ちを切らさず待ちます。すると、会田君がピットに戻って来ました。本当に走ることになり不安で一杯です。
しかも、一緒に走るのが、平坦が速いお二人です。
コースに出て、お二人が来るのをゆっくり走りながら待ちます。追いつかれた時には1LAPはされているので私のやることはアシストです。
後編へ続く!!