COW群馬 JCRC第5戦 Eクラス優勝!
こんにちは、タナカです。
10月16日、群馬CSCで行われたJCRC第5戦に参加してきました。
私目線となりますが、レポートさせていただきます!
【1.昨年の記憶】
実は、今回のこのレース、自分は参加するかどうか、迷っていました。思い起こせば、ちょうど1年前、同じ群馬CSCで行われたレースに(初)参加していましたが、そのときは強風もあり、スタートの時刻も遅れる状況でコースコンディションは良くなく、少々怖かった覚えがあります。
自分自身の走りにおいても、心臓破りの坂で先頭集団から決定的に引き離され、2周も持たず、その後はずっと一人旅…ゴールまでの単独行は、概ね辛かった記憶で占められていました。
そんな記憶もあり、参加は後ろ向きに検討していたところでしたが…先日の筑波8耐を同じチームで戦った、山口さん、邑中さんから、「自分たちもエントリーしたので出ましょうよ!」との声がっ!これに背中を押されて、出場を決意。一年ぶりに群馬CSCへと赴くこととしました。
【2.午前の部_長ーいレース観戦】
そしてやってきました群馬CSC、(冒頭の写真ではズブ濡れですが、)当日の天気は晴れ。コースコンディションも良好です!本日は敏腕マネージャーのサポートに加えて(いつもありがとうございます!)、更には赤城山HC女子年代別チャンピオンも来てくださいました。水落さん企画の前橋朝練会"水落塾"皆勤賞中の石川さんは大きなテントを持参してくれての参戦!
COWからは多数のメンバーが出場しました。
【午前の部】
SA_会田
B_水落(優勝), じゅん
C_良太, ヤマダ(4位入賞), ヒキダ
X_山口
【午後の部】
K高学年_Tsubasa(優勝)
E_タナカ(優勝)
F_Tsutomu
レースの方は、自分のスタート時間は12時過ぎの予定のため、まずは午前中にスタートする方々をお見送りし、観戦と応援にまわります。
それにしても秋のJCRCは全般的に長丁場。ただC以上のクラスが全て102kmというのは初の試み!そんな長旅のレースですが、COWメンがそれぞれ好位置で走っているのが目に入ってきます。
このうち、最も早くゴールを迎えるXクラス。ここには、山口さんと、そして【皆勤賞】石川さんが参加。最終周まで先頭集団に残って奮闘しているのが印象的で、お二人は自分と年齢が近いこともあり、その走りには大いに刺激を受けました。
そこからさらに約2時間(!)後、長丁場を終えたCOWメンバーがゴールしてきます。
やはり目立ったのは"塾長"
Bクラスでの水落無双!
自分が見ているときは、集団の先頭にいるか、逃げの先頭にいるか、一人で走っているか、のどれかでした。最後は、単騎でコースを独占しての一位でゴール!!そしてゴール後のコメントが「あと3周はいける!」って!頼もしい限り!
それに続いてCクラスがゴールラインに迫ってきます。一時は逃げの選手がいたものの、最後は集団でのゴール。その集団の前方に、山田さんの姿が!最後は4位でフィニッシュ!見事に入賞、流石です!
【2.午後の部①_Tsubasa優勝!】
一息ついて、K高学年の部で邑中さんの御子息、Tsubasaくんが登場!スタート地点に居並ぶ少年達の中で、ピンクジャージが一際映えてます。そして、スタート。
このクラスはホームストレートとバックストレートのみで構成されたコースを走行するので応援もしやすく、ギャラリーにも力が入ります。そしてたくさんの声援が飛ぶなかで…
一着でゴール!!
やったね!!
パパも嬉しそう♪
と、同時に、次のスタートに向けてプレッシャーもかかったのではないでしょうか(COWメンの中にプレッシャーをかけるメンバー多数w)
【3.午後の部②_いよいよ!】
そして自分の属するEクラスと、Fクラスのスタートです。自分とTsutomuさんは2分差でのスタート、同時にコースに出てしまうため応援できませんでしたが、Tsutomuさんのレースも見てみたかった…
スタート前後に、ゆっくり行こう!なんて声も上がり(自分も内心大賛成w)、そのおかげもあってか、まずはスローペースで開始。自分は、集団の前方から離れないことを意識しつつ走ることにします。
暫く後、逃げが出たことは認識したけど、ここは寄らば大樹の陰、無理に追わずに集団内に留まって様子を伺うこととします。こんなとき、周回の度に先頭とのタイム差を教えてくれる仲間の声がとてもありがたい。
そんな中、周囲の選手の様子を伺うに、特に昨年に辛酸を舐めた心臓破りでは、自分も限界近くまで脚を回しているつもりなのに、良くも悪くも、差は広がらない。こうした状況を体感し、それぞれの脚力に応じたレベルでのレースが楽しめるJCRCのクラス分けの妙を改めて実感しました。(運営の方々、ホントにありがとうございます。)
周回を重ねるうちに、やがて逃げも吸収できたようです。自分は、先頭集団から遅れないようにとの意識だけで、人の後ろに隠れたり、たまに先頭を牽いたりしつつ走っていましたが、レースも終盤に差し掛かり、いつの間にか集団の数も絞られていたことを、仲間の「先頭7人!」との声を聴いて初めて意識しました。
そして残り2周に、集団の先頭で入り、暫く牽いた(つもり)の後に、後方を振り返ってみると…あれ?集団と少し距離が離れている??
意識したアタックではなかったので、仕掛けるのはまだ早いか?もっと緩めて集団まで戻るべきか?誰か一緒についてこないかな?等と逡巡し、そのまま集団の様子を伺うも…差は変わらず、誰かが飛び出してくる気配もありませんでした。
それならば、と己の状態を再確認。心拍は少しだけなら余裕がある。何より、限界まで追い込まれるCOW練での苦しさを目安にすれば、あと2周未満なら耐えきれるっ!そう判断しました。
そしてコーナーの立ち上がりから、今度こそ意識して踏み込みました!その後はでき得る限りに脚を回すのみっ。逃げ始めて暫くは追撃への恐怖も感じていたけれど、もう大丈夫と感じたとき、今年も昨年と同じく、一人旅であることに気が付きます。しかし…今回のそれはなんと歓喜に満ちていることかっ!
そして、そのまま無事にゴールラインへたどり着き…また1つ、自転車を通じて忘れ得ぬ思い出をいただきました!
そして、今回の結果が得られたのも、一緒に練習をさせてもらったCOWの皆様のお陰であると感じています。
特に、レース参加へ背中を押してくれたお二人の声がなければ、この結果はなかったことでしょう。本当にありがとうございます!千切れそうになったときに、一人旅ではなく、仲間がいることに感謝しつつ、共に頑張って行きたいと思いますので、今後ともよろしくお願いします!