こんばんは。
今月はレース三昧で、
やりたい放題中の星野です。
4/10 COW GUMMAとして実業団レースの初戦となるJBCF伊吹山ヒルクライムに参戦してきましたので、レースレポートをお伝えします。
【前日】
コースとなる伊吹山ドライブウェイは試走ができないため、少しでも自転車に乗っておきたいと思い、出発前に40分程の朝ローラー。高強度インターバルで刺激をいれておきます。埼玉から会場となる岐阜県関ケ原町まで約6時間のドライブ。
途中渋滞に巻き込まれ、受付時間に遅れないかヒヤヒヤしながらもなんとか会場まで辿り着き、無事受付することができました。受付後はグランペールサイクリングチーム監督の今井恭平選手、会場でお会いしたPHANTOM 湘南の選手と監督会議へ出席し、競技説明を受けました。
【当日準備】
正午過ぎのスタートのため、宿をチェックアウトギリギリで出て、会場へ。ホビーのヒルクライムレースは朝が早いことが多いので、今日みたいにゆっくりと過ごすことができるのはとても新鮮♪
会場に到着し、ローラー台でアップ。 先週のチャレンジロードの時ほどではありませんが、 調子はまずまずといったところ。悪くない! 私の出場するカテゴリーはE3ですが、グランペールサイクリングチームの今井佑誠選手をはじめとした強豪ヒルクライマーがいるので、苦戦を強いられることが容易に想像できました。
【練習でお世話になっているE1今井恭平選手(左)とE3今井佑誠選手(右)】
また、西日本勢の実力が未知数なので、油断ができません! 作戦は特になし。アタックで抜け出そうとする選手はチェックし、食らい付く。 そして自分は全力を出すのみです。
【レース前半】
スタートしてから前半は今井佑選手が集団を牽く時間が多く、その他は私や、TEAM UKYO REVEの選手が 少し牽くを繰り返し、10kmを消化。この時集団は5名ほどに。 私の予想では中盤からは今井選手と2人で逃げることになるかな? と予想していましたが、流石は実業団。西日本勢の実力も予想以上でした。 私としては集団のままフィニッシュに近づき、スプリントという展開は持ち込みたくなかったので、 積極的にレースを動かすことを選びました。 全力を出し切ってこそ、ヒルクライムレースでしょう。 ぬるいレースをしに6時間かけて、岐阜まで来たわけではありません。
【レース後半】
一度、先頭に出たタイミングでペースアップをはかるもREVEの選手につかれてしまいます。 しかし、残り3km程に差し掛かり、勾配が緩くなってきたところで後ろを振り返ってみると、 少し後続と距離が空いていました。 ここがチャンス!!とばかりに踏み込み、集団から抜け出すことに成功。
このコースはフィニッシュまでの2km程は勾配が緩い代わり強烈な向かい風。 勾配に対して自転車が進みません。サイコンにパワーを表示させていなかったため、 自分のペースが速いのか遅いのか分からず焦りました。 なんのためのパワーメーターだよ!と自分に突っ込みを入れつつ、 エアロフォームでリードを守り切りフィニッシュ。
Jプロツアー第2戦 伊吹山ドライブウェイヒルクライム2016 | cyclowired
結果は
優勝!
やったぜ!!
【45:16は実業団E1, E2, E3の全カテゴリで最短のタイムです!!(Web)】
先週のチャレンジードに向けてここ2週間ほどはエアロフォームで高アベレージを出す練習をしていたのですが、その練習がドンピシャリとはまった気がしました。 オフシーズンの間に忘れていましたが、ヒルクライムって辛い競技なんだなとしみじみ。 山頂行き荷物に忍ばせておいたまるごとバナナ(チョコ味)美味しい!!
まだシーズンは始まったばかりですが、良い滑り出しができて、嬉しい。 一つ心残りがあるとすれば、この地域の名物?らしい喫茶店のモーニングを食べ損ねたこと。 また、来年の楽しみにとっておきましょう。
来週はツール・ド・八ヶ岳。 E1で優勝の中村選手・E2優勝の田中選手などなど、強力なヒルクライマー達が勢ぞろいするので 楽しみです。 自分よりも強い選手が多くいますが、勝つという気持ちで挑みます。
JBCFの次戦は群馬2days。私は出場しませんが、他のメンバーにとってはオフシーズンのトレーニングの 成果を試す機会となるでしょう。
期待です!