COW GUMMA

COW GUMMA (climb over wall ) 群馬県を中心に活動するロード&ヒルクライムチーム。 赤城・榛名・秋間エリアなど最高の練習環境で激アツ練を展開中。2016年度からは新規でJBCF登録。 。

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オーストラリアからレポート How is riding in Melbourne? 前編

 オーストラリアからレポート How is riding in Melbourne? 

前編 ひとまず夜明けまで 

 どうも。COWオリジンメンバーの1人&めちゃいけているピンクジャージのデザイナーのMizuochiです。色々あって自分は現在、オーストラリアはメルボルンにいます。

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  まず、メルボルンはここ↑(青い丸)。日本のほぼ真南に位置する広大なオーストラリア大陸。(大陸でいうと世界一小さいみたい。海に囲まれていますが、島ではないとのこと。)その最南端にいます。気候は日本と同じく温帯気候ですが、季節は真逆(今は真夏)。日差しは日本の1.5倍強く(主観)、日中はサングラスと日焼け止めが必須です。がしかし、夏はそこまで湿気がないので、日陰にいれば死ぬような暑さはありあません。もう少し地理的な事を申しますと、人口は日本の約5分の1、一方で大陸面積は日本の20倍。

 

 前置きが長すぎて記事が読み飛ばされるとまずいので、本題へ。毎年1月末に行われているビッグイベント、Alpine Classichttps://www.alpineclassic.com.au/public/index.phpに参加してきました。このイベントはレースではなく、いわゆるファンライド。ちなみにオーストラリアではレースシーズンになるとレース(ハイアマチュア、日本でいう実業団クラスに相当)が各地で行われており、多い地域は週に2日も開催されています。レースに参加するにあたっては、1年間有効のオーストラリアライセンスというカードを発行します。カードの代金は即ち保険&運営費。レースに出る際にはそのカード代に加えて参加費1500円〜2000円支払えばOK。


 また脱線しました、もうしません。このライドでは自分の好きなコースを選択できるんです。距離100km~350km, 最大総合獲得標高は6000m近くまで。自分は距離250km、獲得標高約5000mのコースをチョイスしました。

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 距離はともかく、これほどの獲得標高を1日で走るのは恐らく初めてです。

 

 まず、前日の本登録+安全点検+フェスティバルから。

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  安全点検が厳しくて、早くも一度集団からちぎれてしまいました。フロントライト2個、リアライト2個に加えて、反射板がさらに1個必要みたい。2つずつかよ!とほとんどのライダーが隣に設置してあるサイクルショップブースで買い足しているのは言うまでもない(商売上手!)。
 その後、明日は4時出発に備えておとなしく、宿に戻り仮眠!?をとりました。(いつものように興奮してしまい、意識がなくなったのは夜の12時ころでした。)

 

 

2時30分に起床して、ささっと準備をして会場へ。

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ほぼ一番乗りでした。

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出発前はこんな感じ。COWジャージを忘れて来ちゃいました。m(_ _)m

 スタート後しばらく当たり前のように前を牽きました(この先が長いことは知ってましたよ!でもルーラーとしての衝動に駆られてしまうんです)

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 しばらく走るとさすがに後ろの人達がローテーションしてくれました。
そして夜空のまま、勢いそのままに一つ目の山にクライム。6時すぎになると周りが明るくなり始めました。

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 一緒に写真を撮らせていただいた方はなんと50歳!ふと自転車を初めた頃の事を思い出しました。自分より年齢が上の方とロングライドをした時のこと。その人は疲れきっている自分達をよそに、「今日はサイクリングだなぁ~」と言っていましたね。どこにでもこういう人はいるのですね。ってかほとんど自分より年上でした。若い人はむしろ少数派。

 

 

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 写真だと伝わらないかもしれませんが、最高の夜明けでした。

 

続きは土曜日。お楽しみに☆